陣痛~分娩 分娩室で その2
先生が到着して、もうゴールが見えたつもりがそうじゃなくて。
軽いパニック気味になってた私。
あまりにもしつこく
『先生、今どんな感じ?
赤ちゃん、どこにいる?
あとどのくらい?』
って聞くもんだから、
先生は、やさしく諭すように医学用語いっぱいで状況を説明してくれました。
そして
『こんな説明聞いても、何にもならんでしょ?
だから意味のないこと考えないで。
今は目を閉じて休みなさい。
それがあなたにできることだからね。』
と。
うぅーー。
先生、でも。
嘘でもいいから、頑張ってるね。もう産まれてくるよ。って言ってくれいっ!!!
それで落ち着けたかもしれん。
で、結局。
もう産まれてくるよ、どころじゃない状況だったようで。
なかなか降りてこない、困ったちゃんであることがハッキリしましてね。
陣痛が始まると、私がイキム+看護師さんが上にのって圧すのパターンになりまして。
それを数回繰り返しました。
ちなみに、看護師さんが上から圧してるのに対しては全く痛みとかは感じませんでしたよ。
陣痛の痛みが上回り、他の痛みはあんまり感じない状況です。
で、私の心は折れ、頭の中には『帝王切開』がフワフワ。
パニックに陥り、もう無理ーーーってなった!
そしたら、
『頭が出てるから!!
もう出てきたよ!!』
と。。
ようやく、出てきました!!
こんにちは、赤ちゃんです。
結局、裂けてもーーーーーーた。
切開せずに産むのは無理やったみたい。。
赤ちゃんは、軽く洗ってもらい、ヘソの緒を切って、体重測定。
3時58分、3532グラムの男の子の誕生!!
チンチンが見えて、あぁー、本当に男の子だったのね、と思いました。
紫色した赤ちゃんは、私のベッドの横で保育カプセルに入ってモゾモゾ。
ホンワカ幸せ気分に浸る暇なく、胎盤出したり、お腹をぎゅうぎゅう圧して血液を出したり。
これ、痛い!
その後、裂けてしまったとこを縫って。
先生のお仕事は終わり!
先生、本当にありがとう。
心から感謝!!
先生が去ってからも、看護師さん達は急がしそう。
点滴したり、器具を片付けたり。
私は分娩台の足を上げて広げるやつから足を下ろそうとした時。
めっちゃ足つりそうで焦った!!
この状況で足つったら、やばい。
グハーーーッて耐えて、なんとか足つりは回避。
1時間程、分娩室で過ごし部屋に戻りました。
まだ、麻酔が効いてるけど。
切れたら、痔が痛いんだろうなぁーーと、プルプル。
今回は夜の陣痛スタートだったんで、不眠で挑んだ出産でした。
途中で心折れたけど。
看護師さん達は、お産の進みが早くて、安産だったよ、と言ってくれマシタ。
母子ともに無事でヨカッタ☆
いろんな人に感謝!!